吉永 恵梨(物流管理部)
STAFF08お客様からの信頼を背負っている。
その自負が仕事のモチベーション。
吉永 恵梨Yoshinaga Eri
所属|物流管理部 物流課
入社・卒業学部|2010年入社・商業(経理)専攻
所属|物流管理部 物流課
入社・卒業学部|2010年入社・商業(経理)専攻
入社理由は?
静岡製機の名前は、入社前から知っていました。地元が同じ袋井市なので知り合いが当社で働いていたり、夏の「袋井の花火」で協賛企業としてアナウンスされたりと、接点があったからです。就職にあたって重視したのは、長く勤められる企業であること。だから、地元であることと、人を大事にしていることを企業選びのポイントにしていました。その点、静岡製機は地元企業の中でも歴史があり、何より信頼のおける知り合いの社員から、「いい人ばかりで安心して働くことができる会社だよ」というアドバイスをいただけたことが、当社を志望する決め手となりました。会社説明会で「産休・育休から戻ってくる女性社員が多い」と聞いたことも、背中を押してくれましたね。
現在の仕事内容は?
当社製品のアフターパーツの発注手配と、国内4カ所のパーツセンターに送り込む仕事をしています。当社の製品はお客様の業務に直結しているものが大半なので、物流課では「的中率98%以上」という目標を掲げています。これは、お客様の中心である農家さんが忙しい時期に、必要な部品を98%以上の確率で当日出荷することを意味しています。だからといって際限なくパーツを作ってストックするわけにもいかないので、過去5年間のデータから個々の部品の出荷数を予測し、実際の在庫数と照らし合わせながら必要な部品を発注手配し、パーツセンターに送り届ける必要があります。アフターパーツの総数は数万点、常時管理が必要な部品は数千点と膨大なので、物流課で作成したシステム(Excelの自動計算プログラム)を駆使して目標達成を目指しています。
仕事のやりがいは?
アフターパーツは、それがないと製品が本来の性能を発揮できない、場合によっては動かすことができないので、スムーズな部品供給はお客様からの信頼に直結します。責任重大ですが、それだけ大切な仕事を任されているということがモチベーションアップにつながっています。今年、当課に配属されてから初めて、仙台と岡山のパーツセンターに出張しました。それまで電話で声を知っているだけの方もいたのですが、実際にお会いしてこれまでうまく意志の疎通ができなかった出来事などを話し合ったことで、それ以降のやりとりがとてもスムーズになりました。コミュニケーション方法はいろいろありますが、やはり顔と顔を合わせることは大切ですね。そんな仲間が日本各地にいて、みんなでシズオカブランドを支えていることも、大きなやりがいです!
今までで一番大変だったことは?
大変だったこととは少し異なるのですが、入社してからこれまで製造現場、購買、そして今の物流と、製造に関わるいろいろな部署を経験してきました。今、私が手配した部品は、購買課が材料を発注し、製造部で組み立てられて出来上がってくる部品も多くあります。これまでの経験で、どのようなタイミングや内容で部品を発注すると現場が助かるか、どんな情報があるとスムーズに生産できるかなど、ある程度想像できますので、みんながやりやすい方法で部品が製造できるように心掛けています。
これからの目標は?
物流管理は予測精度が命。過去の傾向だけでなく現在の状況や環境から先読みする力が大切です。当社製品の売れ行きだけでなく、天候や農作物のトレンドなど、アフターパーツの需要を左右する要素はたくさんあります。営業部門を中心にアンテナを高くして情報を集め、「的中率」をさらに高めていきたいですね。また、もっと将来の話をすれば、当社にはまだまだたくさんの部門があります。これまで異動のたびに視野が広がり、さまざまな角度でものが見られるようになる経験をしてきました。もっといろんな業務に携わって、より静岡製機のお客様に喜んでもらえるサービスを実現していけたらうれしいですね。