椎葉 雄規(その後)
追跡インタビュー「あの人は今」最先端&大規模農業の地で
静岡製機の未来に想いをはせる


椎葉 雄規Shiba Yuki
所属|農機営業部 北海道営業所
その後北海道営業所に転勤、現職。
所属|農機営業部 北海道営業所
入社後のキャリア
平成20年から23年にかけ、関東営業所で群馬県、栃木県、茨城県を担当。その後北海道営業所に転勤、現職。
現在の仕事内容は?
北海道営業所で、空知、石狩エリアを担当しています。北海道は農業という切り口から見ると、北海道はとても特殊な地域。基本的に大規模農家が多いことは想像つくと思いますが、技術的に最先端であることは一般の方にはあまり知られていない事実かもしれませんね。そのためエンドユーザーである北海道のお客様は、技術者顔負けの勉強をしている方が多く、農業技術の研究や設備への興味も非常に旺盛です。こちらも鋭い質問にタジタジにならないよう同等以上の知識が求められます。営業力がとても鍛えられるエリアだと思います。北海道営業所が得た最新情報が全国の営業所に配信されることも多く、最前線にいる興奮を感じますね。
新人時代から一番変わったと感じること
新人の時に比べてお客様がどうしたいか、何を望んでいるかなどがわかるようになってきたことですね。それを改善提案につなげて、販促活動ができるようになりました。例えば北海道でも一部の大規模農家は国内のスケールを超えていて、当社はおろか国内にはご希望の商品がない、ということもあります。今のところはビジネスとしては確立していませんが、当社が商社として海外製品を輸入し、電源部などを日本仕様にカスタムしてお客様にお届けするといったサービスも、将来的には十分あり得るでしょうね。そういった先々のビジネス展開を考えられるようになったのも、営業としての成長の証かもしれませんね。

社会人としての成長を支えたもの
入社前、静岡製機に感じたのはアットホームな会社というイメージ。それは今でも変わっていませんね。営業スタッフの業務は個人プレーの側面も大きく、また同僚であっても数字の前ではライバルであったりするのですが、静岡製機の場合そういった個人プレーとチームとして助け合う強い連帯感がほど良く両立していて、自分の会社ながら珍しい営業組織なんじゃないかなと思うことがあります。そういった温かい人間関係には、仕事上でももちろんですが、プライベートでも何度助けられたかしれませんね。特に新入社員は誰でも業務上の壁に加えて社会人として一人前になるまでの壁に当たるものです。そんな時に同じような道を通って同じような壁を乗り越えてきた先輩が身近にいてくれることは、何よりも頼もしかったですね。

これからの目標
全国的に日本の農業は集約化が進んでいますが、繰り返すように北海道はその規模がケタ外れです。また飼料用のデントコーン乾燥設備など畜産業でも当社製品に対するニーズが高まっており、新たなビジネスチャンスが生まれています。こういった情報を技術部門にフィードバックして、新しい静岡製機の強みにつなげていきたいですね。個人的には、せっかく北海道にいるのにいわゆる名所とされる場所をほとんど知らないので、この営業所にいるうちに「北の大地」の魅力を満喫したいと思っています。