城 敦(技術部)
STAFF02いつか“僕じるし”の
製品で農家さんを喜ばせたい。
城 敦Jo Atsushi
所属|技術部 技術開発課
入社・卒業学部|2016年入社・農業工学科卒
所属|技術部 技術開発課
入社・卒業学部|2016年入社・農業工学科卒
入社理由は?
地元が北海道で父が野菜を育てていたこともあり、昔から食べることも料理をすることも好きで、大学では食品加工工学を専攻していました。そこで静岡製機の方と共同研究をしていたことがきっかけで、入社を決めました。決め手になったのは、北海道のお米をおいしくしたのは静岡製機の機械だと聞いたから。その開発に携わることで北海道にも貢献できると思ったんです。
現在の仕事内容は?
現在、新型の穀物乾燥機を開発しています。営業や販売店さんからの価格や使い勝手に関する声を反映しながら、製品化に向けて試作を重ねます。必要となる部品をメーカーに発注し、完成した部品を乾燥器のカタチに組み上げていきます。
仕事のやりがいは?
不可能だと思ったことを実現できるとうれしいですね。品質とコストのバランスだったり、シンプルに納期だったり。それから、やはり「作る」仕事ですので、出来上がっていくさまを見るのは楽しいですね。大きなプラモデルを組み立てるような感覚です。
今までで一番大変だったことは?
1年に一度、営業の応援の一環で農家さんの所へお伺いして機械の修理を担当したりするのですが、機械の調子が悪いと焦りや不安からいらだってしまう方もいらっしゃるため、その対応に困ってしまうことがあります。でも、そのような方にかぎって、丁寧にお話をお伺いして修理するととても喜んでいただけるので、大変さとやりがいは表裏一体ですね。
これからの目標は?
より壊れにくく、修理しやすく、手入れもしやすい。そんな製品を作りたいですね。現場へはよく足を運び製品に対するご要望を伺っているので、いざ開発・設計しようとすると、その人たちの顔が浮かぶんです。いつか、僕が作ったという“僕じるし”の製品で農家さんを喜ばせたいです。