ミニライスセンター『求めたのは広さ』 静岡県

ライスセンターの特徴

作業しやすいスペースを確保することに念頭を置いたライスセンターです。
生籾搬入、精品搬出を別々の導通として、搬出場所には精品を置くスペースを確保。
作付面積は20ha。30石×2台と50石×1台。24石×1台で運用します。
5t×2層のダブルタンクで乾燥終了した乾燥機を1~3台(張込量による)分を空けることが出来ます。
計量はフレコンを使用。刈取、乾燥、籾摺、計量出荷のサイクルを効率よく回すことができます。
配置図

主な設備の紹介

荷受設備

PH2-2400R

 

移動式荷受ホッパー『楽らくホッパー PH2-2400R』を使用。横に並ぶ乾燥機に沿って前後に動かすことで、全ての乾燥機に張込が出来ます。
『楽らくホッパー PH2-2400R』は空荷の状態であれば一人で楽に移動する事が出来ます。
搬送能力は最大15t/時。搬送能力の高い大型乾燥機の能力を存分に発揮できる搬送能力です。

乾燥設備

TCZ-EL50,SSE-EM30

 

遠赤外線乾燥機50石×1台と30石×2台、熱風式乾燥機24石×1台の計4台。一日で概ね1.5町程度の荷受けが可能です(※反収によります)。
乾燥した籾はベルトコンベアで搬出します。

籾摺調整設備

BEH-7

 

ベルトコンベアで搬出された籾は昇降機でタンクに投入します。
昇降機は耐久性の高い施設用7インチタイプです。搬送能力は9t/時。高さは200mm単位で発注が可能です。

タンク上部

タンク下部

 

天井にスクリューコンベアを取付けた2層式放冷タンクです。コンベアシャッターで左右のタンクに振り分けます。昇降機からスクリューコンベアへ直接投入するので、昇降機高を抑えることが出来ます。

UP-30E

 

タンクからの取出しはスクリューコンベアで粗選機へ

BG-60C

 

籾摺前に粗選機を通して夾雑物を取り除きます。
籾摺機に大きな石や稲わら等が入らなくなりますので、籾摺機の故障を防げます。
籾摺り、米選機は他社製を利用されています。

SCS-50SⅡ

 

色彩選別機はSCS-50SⅡを導入。最大処理能力2.1t/時の能力を不良混入率10%まで発揮可能。
不良品の多い玄米もスムーズに処理が出来ます。

計量設備

CF04&NSS35D

 

計量機はコンパクトなフレコンスケールを採用。別途でNSS35Dを利用することで個袋計量にも対応しています。

排塵設備

集塵室

籾殻庫内

 

籾殻は建物2Fに設けられた籾殻庫へ移送します。
籾殻庫直下は倉庫兼籾殻取出し口となっており、トラックの荷台に籾殻を落として搬出します。

乾燥機送風機逆流防止ダンパー

乾燥機排塵機逆流防止ダンパー

 

集塵室への排風は逆流防止ダンパーを設置。乾燥機が動いていないときに風が乾燥機へ逆流する事を防ぎます。

燃料設備

燃料タンク

 

燃料は420Lタンクを利用。防油堤に設置しております。