有限会社園部ライスセンター 真家崇弥様

製品情報測定分析機器お客様の声有限会社園部ライスセンター 真家崇弥様

本多社長
地域のお米を価値あるものに。

プロフィール

ライスセンターを運営。
地域の米生産を担い活性化に努める。
自社の耕作地の他、地域のほとんどの圃場を請負生産されている農業法人です。 精米設備も保有され精米での販売もされています。
茨城県石岡市

食味分析計・穀粒判別器の利用方法について

 自分のお米の立ち位置を把握するために利用しています。
 集荷業者と自分のお米の価値に応じた価格で取引が出来るよう品質確認をしています。 食味分析計と穀粒判別器で測っておけば、集荷業者さんとの交渉がやりやすくなります。あちらも安く買い取りたいと思っていますから、自分のお米がどの程度の品質なのかしっかり把握しておくことが大事です。 特に集荷業者さんとは穀粒判別器での整粒歩合が大切ですね。
 食味分析計の点数で販売価格を変えていくような売り方は考えていないです。それより、ここの地域のお米はこれだけの点数が出るので美味しいんです、というように地域のお米を盛り上げていくように使っていきたいと考えています。
 あと、うちで乾燥調製した後に農家さんから米がおいしくない。乾燥の仕方が悪くて食味が落ちているなどと言われることがあります。乾燥調製した際のデータを取っておけばこのような時にも話が出来ます。 また、田んぼを借りている生産者にお米で利用料を支払う時。食味の悪いお米を渡すわけにはいかないので。以前、一度トラブルがあって、それから気を使っています。 最低でも70点以上のコシヒカリを用意して渡すようにしています。

お米の品質を語るには客観性が重要

 田んぼによって地質や水が違うからかなり食味にはバラツキがありますね。 水が自由になるところの方が食味はいいですね。山の麓の水なのか、生活排水が入ってしまうところなのか。それでも全然食味が違う。 そんなことも食味分析計があればしっかり見えてきます。
 測定器で測っていれば安心できます。結局ダメなんですよね勘では。だから米の生産地の人たちが「うちの米はうまいから」って言っていますが、本当に美味しいのかって思います。客観性がなくて信用に足りませんよね。
 もうそんな時代じゃないと思います。
 これからはGAPでちゃんと生産管理してそれにプラスして食味分析計と穀粒判別器で品質を担保したい。安心安全で美味しいお米だとアピールできるようにしたい。 食味分析計の点数も果物や野菜の糖度のように統一した基準が出来てくれれば、より使いやすくなると思っています。

お米の販売について

 農協への供出は今はしていないです。
 ほぼすべてを契約栽培で販売しています。契約で数量は決まるので経営的には先が見やすい。
 残った米は自分のところで販売しています。